「うちの会社は本当に良いものを作っているのに、なかなか集客につながらない。」
とお悩みの方は、実はサービスや商品に合っていない方法で集客につなげようとしているのかもしれません。
集客方法というとSNSやホームページ作成、チラシ配布などが一般的だと思います。しかし、近年はデジタル・アナログ、そして思いがけない戦略まで豊富に存在するのをご存じでしょうか。今回は面白い集客方法やコツ・代行企業などをご紹介します。
自社に合った集客方法で、売上アップを目指しましょう。
面白い集客方法9選
集客といってもさまざまな方法がありますが、まずはターゲット層を明確にすることが重要です。その上で、自社製品の特徴や顧客ニーズにあわせて方法を選択しましょう。
そしてなによりも、営業をする側が楽しく取り組めることが大切です。
まずは、ぜひ取り入れていただきたい、面白い集客方法をご紹介しています。どんな集客方法を行えばいいかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
SNSを活用
私たちの生活にすっかり普及したSNSは、販売促進ツールとしてとても効果があります。SNSの利用者はいまや全国民の8割ともいわれており、自社に興味を持ってくれる新規顧客の開拓につながるでしょう。現在のSNSの主なものは、X(Twitter)、Instagram、Facebook、TickTokなどです。各SNSの特徴によってターゲット層を選べることや、利用コストがかからないことが大きな魅力でしょう。
ハッシュタグをつければ投稿がターゲットに届く可能性が高くなり、フォロワーが増えればブランディングにも役立ちます。自社商品を使って「あなたはどっち派?」などの参加型イベントなどを開催すれば、話題にもなりやすいでしょう。
ライブコマースで配信する
ライブコマースとは、SNSなどでライブ配信をしながら商品を紹介する販売方法です。中国を中心に人気が高まり、近年日本でも注目されつつあります。リアルタイムで動画配信をするので、使用感が視聴者に伝わりやすいのが大きな魅力でしょう。質問があればその場でコミュニケーションが取れるので、ECサイトよりも購買につながりやすい媒体といわれています。
コスメ・アパレル・日用品などトレンドが大事な商品が扱われることが多く、SNSやオンラインショッピングに慣れている人向けの販促方法です。
VR(バーチャル)展示会を開催
VR(バーチャル)展示会とは3Dなどの店舗空間をオンライン上に作成し、パソコンなどから参加できる展示会です。オンライン展示会やウェブ展示会などと呼ばれることもあります。ユーザーは自宅にいながら本当の会場のような雰囲気を体験できる上に、遠くの人でも気軽に参加できることが大きな強みです。ネット上なのでコストを抑えられ、参加者のデータも把握しやすいので営業展開しやすいでしょう。建築やインテリア、アパレルなどの商品を扱うことが多く、SNSや最先端のサービスに関心のある顧客に向いています。
ポップアップストアに出店
ポップアップストアとは、空き店舗や商業施設などに期間限定でオープンするショップを指します。ポップアップストアは主に数日〜数週間の短期間の出店なので、珍しさから話題になりやすいという大きなメリットがあります。
店舗デザインや企画を個性的に演出すれば、SNSでシェアされ一気に拡散される可能性もあるでしょう。来店してもらえなくても、認知してもらえる可能性は高くなります。したがって、SNSを利用している世代に向けた商品の販売に向いているといえるでしょう。実施する場所は人が多いというだけでなく、自社商品のターゲット層にマッチしている地域を選びましょう。
異業種とのコラボイベントを実施
社内だけで展開するのではなく、異業種企業とのコラボを検討してみるのもおすすめです。有名タレントなどの起用などもコラボの一つ。今まで自社を利用したことがない人に知ってもらうことができるので、新規顧客の獲得につながります。
コラボする企業は、特性やターゲット層を事前に把握しておきましょう。アパレルとコスメ、住宅と家具のように、自社のジャンルにすでに興味を持っている顧客をつけている企業であれば、お互いに有利に働きます。
キャッチコピーを工夫する
販促媒体に使うキャッチコピーは、消費者に注目される有力なツールです。ひと工夫して、思わず目にとめてしまうようなキャッチコピーを作成しましょう。一般的なキャッチコピーでは「美しさ・安さ・性能の良さ」など、ポジティブな「売り」をアピールするものが多いと思います。
ときには消費者が「え?」と思うような自虐的な文章にしてみるのも、集客につながるポイントです。
たとえば、キューサイの青汁「まずい、もう一杯!」や、ノザキのコンビーフ「ぶっちゃけ肉より高い」「開け方、初見殺し」などのインパクトのあるキャッチコピーが挙げられます。
「やりすぎている・味が濃い・社員にクセがある」など、「本当なのかちょっと試してみたい。」と思うようなキャッチコピーは、消費者の印象に残るでしょう。
オンラインサロンを開設する
根強いファンを獲得するためには、オンラインサロンを運営するのもおすすめです。オンラインサロンとは、会員限定の月額制コミュニティです。会員同士の交流ができ、管理者の専門知識も共有できるなど、ファンにとってはとても嬉しいサービスでしょう。
ユーザーの意見に耳を傾ける場にしたりアフターサービスを手厚くしたりと、利用方法はさまざまです。簡単には離脱しない、根強いリピーターを獲得したい方に向いています。
ユーザーの少ないサービスを開発する
新しい商品を開発する際には、ぜひあえてユーザーの少ない商品やサービスも検討してみてください。多くの人が対象となる商品は、確かに売れやすいでしょう。
しかし、ある種の特性に特化したいわゆる「ニッチ」な商品は、根強いファンがつきやすいです。たとえば、「辛すぎる焼きそば」や「角ばかりの消しゴム」などは、特定の方にとっては類を見ない魅力的な商品となります。
「これが欲しかった!」とユーザーをうならせるような、意外な商品を開発してみましょう。話題性も十分なので、SNSなどで拡散されれば大人気商品になるかもしれません。
販促物を工夫する
販売促進の一貫として、チラシやティッシュなどの販促物を配布することもあると思います。販促物は捨てられてしまったらおしまいなので、思わずもらってしまう物や捨てづらい物に変更してみましょう。
面白い形のうちわやペンなども良いでしょう。変わったデザインの消しゴムや付箋は楽しんで使えるだけでなく、使い切るまで企業の広告が目に入り続けるので、認知度アップにつながります。
面白い集客方法で成功につなげるには?
一般的に集客をする際には「自社製品をアピールしよう。」と考える方が多いと思います。しかし、それだけでは企業から発信するだけなので、利用者の心には届きにくいこともあるでしょう。集客を成功させるには、消費者のニーズを上手く汲み取って興味を引く必要があります。
本項目では、集客を成功につなげるために知っておきたいポイントについて見ていきましょう。
ターゲットと自社の強みを明確にする
どんな媒体を使ってマーケティングを展開するとしても、まずは自社製品の強みとターゲット層を明確にしておきましょう。
メールでもチラシでも、ターゲットがあいまいだと内容がぼやけて、何を売りにしたいのかわからなくなってしまいます。たとえば、住宅を販売する場合でも、ターゲットが子育て世代なのか高齢者なのか、二世帯住宅希望者なのかでアピールする内容や金額設定は変わるでしょう。
現状分析を十分に行い、SNSだけでなくアナログな手段も活用して最適な方法を見つけてください。
トレンドを意識する
常に市場は変化し続けているので、既存のやり方にこだわらず、トレンドを意識して運営しましょう。現代はめまぐるしく変化していますが、時代に合わせて最適な集客方法も変わっていきます。特にSNSを使ったマーケティングを検討している方は、トレンドを踏まえた投稿をするように心がけてください。
集客方法だけでなく、他社製品や世間の流行にも注目することが大切です。
ターゲットに合った集客方法を取り入れる
自社製品のターゲット層を明確にしたら、対象の消費者が受け入れやすい集客方法を選んで取り入れてみてください。商品の個性や企業のコンセプトに沿って、利用者の年代や生活習慣などを考慮しておくと選びやすいでしょう。
若年層ならばSNSやオンライン・VRなどの最新技術に興味がある方も多いです。ファミリー層や高齢者に向けるならば、ポスティングや商業施設でのイベントなどアナログな方法も並行して活用しましょう。
その他、有効な集客方法についてもう少し詳しくご紹介します。
- 映像で視覚に訴えかけるならテレビCM
- 近隣の顧客を集めるならチラシや看板
- スマホユーザーを集めるならSNSやリスティング広告
それぞれ詳しく見ていきましょう。
映像で視覚に訴えかけるならテレビCM
最近は「テレビ離れ」という言葉も聞かれますが、やはり現代でもテレビCMの効果は大きいです。CMによる認知度はとても高く、ブランド力や信頼度アップに役立ちます。映像ならば「優しい・洗練された・親しみやすい」など、さまざまな自社イメージを伝えやすくなるので、視覚的にわかりやすく訴えたいときに最適な方法です。
また、日常的に目にしていれば潜在的に印象に残り、いざ購買するタイミングで消費者の選択肢にあがりやすくなるでしょう。
近隣の顧客を集めるならチラシや看板
企業の近隣や特定地域での宣伝を目的とするならば、チラシや看板などアナログな手法も有効です。チラシのポスティングは郵便ポストに投函するので、希望の区域の方に確実に目を通してもらえる可能性が高くなります。
また、専門の委託業者に依頼すれば、ターゲット層の多く居住する地域に優先して配布してもらえるので効率的です。
看板は一度作成すれば長期間見てもらえるので、近隣の方の印象に残りやすいでしょう。ともに対象となる消費者の幅が広く、SNSが苦手な年齢の方にもアピールできることが大きなポイントです。
スマホユーザーを集めるならSNSやリスティング広告
若い世代などのスマホユーザーの注目を集めるには、SNSやリスティング広告が向いています。リスティング広告とは検索画面などの上に現れる広告のことで、検索運動型広告とも呼ばれます。
まだ自社を利用したことのない、新しいユーザーと出会いやすい方法です。検索した内容と関係のある広告を表示するので、すでに自社商品に興味を持っている消費者と出会いやすいという点が大きな強みです。固定費制にするとやや費用がかかりますが、クリック課金制ならばコストを抑えて宣伝できるでしょう。
取り入れたい集客アイディア8選
現代で「集客」というと、SNSやホームページを使った、デジタル戦略が思い浮かぶと思います。しかし若者でもSNSを利用しない方はいますし、反対に中高年でも頻繁に利用する方もいるでしょう。集客は一つの方法にこだわらず、いくつかの方法をあわせて展開するのがおすすめです。
本項目では、上記でご紹介した集客方法と合わせてぜひ取り入れていただきたい、集客アイディアを8つご提案します。
テレアポ
テレアポは企業の営業担当が電話をかけて注文を取るという、直接的なスタイルの販促方法です。テレアポは以前から行われており、個人宅へのお電話というイメージがあるかもしれません。しかし近年では企業や飲食店などの個人店に電話を入れ、営業をするケースも増えています。自社側で必要としていそうなターゲットを選べるため、話し方次第ではその場で注文を獲得できるスピーディさが大きな魅力です。
必要なのは電話ぐらいなのでシステム導入やコストは不要ですが、担当するスタッフに心理的な負担がかかることは覚えておきましょう。
テレアポについては以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
法人向けのテレアポを成功させるコツとは|準備や改善方法もご紹介
イベントや展示会
商業施設などのイベントや大規模な展示会などに参加するのも、多くの方に商品やサービスを知ってもらえる機会になります。イベントでは既存の顧客以外の方に、展示会ではすでに商品のジャンルに興味のある方に出会えるチャンスとなるでしょう。
実際にアピールしやすく認知度向上に役立つ反面、やや費用は高くなるケースが多いです。また、展示会では競合他社と一緒になることが多いので、魅力の差がつきやすくなります。自社のブースに多くの方が集まるように、しっかり準備をしておく必要があるでしょう。
セール
安易に値下げをする必要はありませんが、一定期間に限り価格を下げて販売するセールも集客や販売促進に役立ちます。割引セール・ポイント還元セール・レア商品などの大きな特典は、消費者が初めて自社を利用するきっかけとなるでしょう。
ECサイトでは、「購入したものはハッシュタグをつけて投稿してね」などとSNSへの投稿を促している企業も多いです。SNSを利用してハッシュタグをつけて拡散すれば、さらに認知度がアップします。注目されることで一時的ですが売上も上がり、結果としてリピーターの獲得にもつながります。
メールマガジン
メールマガジンとは、すでに自社を利用した方などに向けて配信する、販売促進のための購読メールです。メールアドレスで気軽に申し込み、読者の気になるトピックを楽しんでもらえます。
メルマガの中で悩みの解決につながる商品紹介やクーポン配信などを行えば、再購入や自社サイトへの流入につながるでしょう。
しかし、基本的にはメルマガの配信は一度利用した方のみです。新規顧客を獲得するには別のツールを用意しましょう。
公式Webサイト
販促に必要不可欠ともいえるのが、公式Webサイトでしょう。公式Webサイトがあれば少し興味を持っただけの方も受け入れやすく、信頼性や安全性があることもアピールできます。
幅広い方にアピールできる上にコストは少なめ、解析ツールを使えば訪れた方のデータ分析もできるので、運営の改善もしやすくなるでしょう。ただし有効なサイトの作成にはSEO対策の知識が必要で、上位表示されるまでに数ヵ月かかることもあります。自身での作成が難しければ、コンサル会社などに依頼するのがおすすめです。
オウンドメディア
公式サイトなどを含め自社で保有する各種メディアの総称が、オウンドメディアです。ホームページだけでなく各種SNSや販売ページ、掲載している広告、紙のパンフレットまで広く含まれます。
オウンドメディアは主に自社商品の情報発信や販売を目的とした媒体で、商品のアピールや初回アクセスの窓口となります。オウンドメディアにコラムや成功事例・商品情報などを掲載しておくことで、SNSよりも購買へつなげられる可能性もあるでしょう。
無料セミナー
初心者や未経験者に向けて無料のセミナーを行えば、人が集まりやすく購買への窓口ともなるでしょう。
近年ではZoomなどのビデオ通話が普及したこともあり、Web上でのオンラインセミナーも増えています。オンラインならば会場を準備する費用や手間はかからず、遠方の方でも参加しやすいので気軽に開催できるでしょう。
ただし、無料セミナーは、無料であるゆえに購買意欲や意識の低い方も集まりやすいというデメリットもあります。オンラインでのセミナーは、機器やデータ状況で不具合が起きる可能性もあるので、準備は万端にしておきましょう。
フォーム営業
フォーム営業とは、企業のホームページに設置された「お問い合わせフォーム」へ営業を目的としたメールを送信する販促方法です。多くの場合、お問い合わせフォームを確認するのは企業の責任者の方です。面識がなかったとしても、決定権のある方にストレートに宣伝内容を伝えられるので注目されています。媒体は問い合わせフォームなので、共感してくれた顧客とのコンタクトが取りやすいことも大きなメリットでしょう。
送信数が多く負担になったり、企業ごとに内容を変えるのが大変に感じたりするときは、代行会社も検討しましょう。
集客・営業代行ならカイタクにお任せください
営業方法で壁にぶつかってしまったら、集客・営業代行を専門とする「カイタク」へご相談ください。
カイタクは企業のお問い合わせへアプローチするフォーム営業の代行サービスです。カイタクの魅力は依頼主への伴走型支援。専属チームが月ごとに戦略を提案し、ターゲット選別・文章ライティングなど一貫してフォローしています。
見込み顧客の関心・行動データを分析し、貴社に最適化した見込み顧客リストを作成します。見込み顧客の行動や反応をデータ分析し、効率の良い営業活動を支援いたします。
営業方法や集客にお悩みの方は、ご相談フォームからお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、営業に困っている方のための面白い集客方法についてご紹介しました。
現代の世相を見ていると、「営業はSNSを駆使しないと集客できないのでは……」と感じることもあるかもしれません。しかし、今回ご紹介した通り、集客方法はさまざまなものがあります。
「カイタク」はフォーム営業のプロです。フォームへのアタック後に反応のあった顧客にテレアポするコールフォローや、アタックリストすべてにテレアポするフルコールプランもございます。プランは毎月自由に変更可能なので、結果に応じて上手く活用していきましょう。企業側の負担は最小限に、営業活動をサポートいたします。
フォーム営業代行からマルチチャネル営業までB2B向けの伴走型営業支援サービス「カイタク」
日本初のB2B向けフォーム営業代行サービスとしてスタートしたカイタクは、数百社以上のお客様の支援実績をもとにした「勝ちパターンを探す」のが得意なB2B向け伴走型営業支援サービスです。
カイタクは、フォーム送信自動化ツールや従来の送信代行企業とは異なり、プロのライターによる訴求メッセージの作成と、目標に照らしたオリジナル送信先リストの作成に加えて、月1回の「勝ちパターン探し」の戦略会議を特徴としています。
テレアポ・手紙・FAXも組み合わせたマルチチャネル営業
また、新規営業のアポの獲得の成功率には、ライティング(訴求メッセージの作成)とターゲティング(送信先リストの作成)の組み合わせのほかに、営業チャネル(コミュニケーション媒体)も大きく影響します。カイタクでは、「フォーム送信」「フルコール(テレアポ)」「手書き風手紙」「FAX DM」などの媒体を組み合わせた「マルチチャネル営業」も得意としています。
”良いサービス・製品を作っているのに全然知ってもらえない”
新規開拓の営業やリード獲得が必要なのに、担当者がいない、リソースがない、どうやったらいいかわからない。そんな法人向けビジネスの現場で、まるで社員のように一緒に考えて伴走する営業支援サービスです。
お客様と一緒になって悩み、月々の仮説検証や改善施策を考え、実施した結果から学んで勝ちパターンを見つける。この勝ちパターン探しのプロセスが「カイタク」の最大の特徴です。
新しい新規顧客開拓手法をお探しでしたらまずは資料請求をどうぞ
資料請求はこちらから
ご入力いただいたメールアドレスに自動応答メールにて資料をお届けいたします。