決裁者マッチングサービスを利用するメリット・デメリットを解説

決裁者マッチングサービスを利用するメリット・デメリットを解説

これまでの営業方法では、お客さんとの商談ができてもすぐに契約とはならず、決裁者までたどり着けずに契約につながらないというようなこともありました。できるだけ早く契約につなげたいという場合におすすめなのが「決裁者マッチングサービス」です。

このサービスを利用すると決裁者と直接商談ができるため、営業活動の短縮化が図れると注目されており、契約にも結び付きやすいです。

この記事では、「決裁者マッチングサービス」とは一体どのようなサービスなのか、種類やおすすめのサービスをご紹介します。

決裁者マッチングサービスとは

決裁者マッチングサービスでは、直接決裁者とアポイントを取れるように仲介してくれます。決裁者とは、経営に関しての意思決定権を持っている人です。企業では、決裁の判断をする決定権を持っている人なので、経営に直接関係している役員が多いです。ただし、中小企業においては、部門長が決裁権を持っている場合もあるでしょう。

決裁者マッチングサービスは、基本的に決裁者同士をマッチングすることになっていますが、サービスにより企業同士のマッチングや企業と企業の顧問をマッチングさせることもあります。

決裁者マッチングサービスの種類

決裁者マッチングサービスは、オンライン型とオフライン型の2種類があります。

オンライン型は、オンラインですべて完結するためすぐに利用しやすいです。ただし、話の内容によってはオンラインだけでは伝わりにくい場合もあるかもしれません。そのため、直接顔を合わせて話がしたいという場合もあるでしょう。そのような場合は、直接会って話ができるオフライン型が便利です。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

オンライン型

オンライン型の場合は、WEB上で決裁者や企業とマッチングできます。条件に合わせて検索して、申し込みすることで商談につなげることが可能です。

外回りの営業を行うよりも効率よく商談の申し込みができますし、すべてWEBで完結してしまうという点はとても便利でしょう。細かく条件設定できるため、条件に合う決裁者とマッチングがしやすくなっています。

オフライン型

オフラインの場合は直接決裁者に会うことができるので、感触を確かめやすいというメリットがあります。商談に進めるかどうかの可能性も探りやすく、状況によってはその場で商談できる可能性もあるでしょう。

オンラインの場合は一度申し込みをしてから商談となりますが、オフラインであれば、よりスピーディーに話を進めやすいです。また、対面で話をするので細かなニュアンスも伝わりやすくなりますし、オンライン商談で起こりがちな通信障害のトラブルなどもないという安心感があるでしょう。

決裁者マッチングサービスを利用するメリット

決裁者マッチングサービスを利用すると、条件に合う企業とスムーズにマッチングが叶いますし、決裁者とつながることで成約にもつなげやすいなど、メリットがたくさんあります。

  • 確実に決済者とつながることができる
  • 接点のない企業ともマッチングできる
  • 営業にかける時間を短縮することができる

決裁者マッチングサービスを利用するメリットについて、より詳しく見ていきましょう。

確実に決裁者とつながることができる

決裁者マッチングサービスを利用すると確実に決裁者と直接つながることができるので、成約までがスムーズです。意思決定権がない担当者との商談は決裁者の判断を待ってから契約となりますが、最初から決裁者と商談できればその場で契約することも可能な可能性があります。スピーディーに取引きができる点は大きなメリットでしょう。

接点のない企業ともマッチングできる

決裁者マッチングサービスを利用すると、接点がない企業ともマッチングすることが可能です。自社で作っている営業リストとは異なる企業を開拓することができるだけでなく、自社で不足しているノウハウや経験などを持っている決裁者ともつながりやすくなり、事業拡大にも役立ってくれるでしょう。

営業にかける時間を短縮することができる

決裁者マッチングサービスを利用することで、スムーズに営業活動を行えます。最初から決裁者につながることができるので、手あたり次第営業しなければいけないということがありません。特に新規顧客獲得の場合は、飛び込み営業などで開拓し、担当者と話をしてから決裁者と商談という流れになり時間がかかってしまいます。しかし、決裁者マッチングサービスなら、最初から見込みのあるお客さんとマッチングできるだけでなく、担当者との商談を省き、決裁者と話ができるためスムーズです。

決裁者サービスを利用するデメリット

決裁者マッチングサービスを利用することで、さまざまなメリットを得られることが分かりました。しかし、サービスを利用しても100%希望する企業の決裁者とマッチングできるわけではないというデメリットが生じることもあります。

  • 必ず企業にマッチした決済者にあたるわけではない
  • 企業の実績につながらない場合もある

決裁者マッチングサービスを利用するかどうかは、以上のデメリットも踏まえたうえで検討しましょう。

必ず企業にマッチした決裁者にあたるわけではない

決裁者マッチングサービスを利用することで、決裁権を持っている企業の担当者とつながりやすくなるというのは事実です。しかし、必ず自社に合った企業とマッチングできるとは限りません。また、希望通りの決裁者とマッチングできたとしても、商談が進まない可能性も必ずしもあるでしょう。特にスタートアップ企業やベンチャー企業の場合は、なかなか決裁者との商談につながらないということもあるかもしれません。

企業の実績につながらない場合もある

決裁者マッチングサービスを利用することで、売上拡大・利益拡大につながる可能性は大いにあります。しかし、これだけで売上拡大や利益拡大に大きく貢献できるとは言い切れません。決裁者マッチングサービスを通してつながった後のやり取りがとても重要になってくるといえるでしょう。信頼関係を構築し、そしてお互いに協力し合って売上拡大・利益拡大へとつなげていくには、長期的にお付き合いしていく必要があります。マッチングした担当者同士の相性もあるため、うまくいかない可能性もあることは覚えておきましょう。

おすすめの決裁者マッチングサービス

ここからは、決裁者マッチングサービスの中でも、おすすめのサービスをいくつかご紹介します。

  • ONLYSTORY
  • アポレル
  • プラットフォーム

決裁者マッチングサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

ONLYSTORY

引用:オンリーストーリー

株式会社オンリーストーリーは、年間商談創出件数12,300件という実績がある決裁者マッチングサービスです。決裁者マッチングサービスで10年という歴史があります。つながりを通して経営課題を解決していく支援をしているということもあり、国内最大規模の決裁者マッチングサイトです。

登録している決裁者数は7,000人を超えており、さまざまな業種・業界の社長や役員クラスが、企業との商談を望んでいます。無料で利用できるサービスも用意されているので、まずはお試ししてみたい、はじめて決裁者マッチングサービスを利用するという場合も導入しやすいでしょう。

アポレル

引用:アポレル

株式会社アライアンスクラウドが運営しているアポレルは、大手企業から中小企業まで登録している決裁者マッチングサービスです。完全オンラインで完結するタイプとなっていて、審査型なのできちんと決裁者とつながることができます。決裁者は、購買意思決定権がなければ登録できない仕組みです。

決裁者へのダイレクトメッセージ機能もあり、連絡を取りたい決裁者へ直接メッセージを送ることが可能で、商談につながりやすくなっています。また、マッチングできる企業をコンシェルジュから紹介してもらえるという点で、探す手間も省けるでしょう。

Linker

引用:Linker

株式会社ディーノシステムが運営しているLinkerは、マッチングにAIを導入しているのが特徴です。人工知能がプロフィールから最適な決裁者を紹介してくれます。

紹介してもらった決裁者にはメッセージを送ってPRすることができるので、商談につながりやすくなっています。無料プランも用意されているので、まずはお試しで利用してみたい、利用してから本格導入を検討したいという場合も便利です。

決裁者マッチングサービスを選ぶときのポイント

決裁者マッチングサービスは、さまざまな種類があります。選ぶ際は、マッチング方法や利用者数やマッチング数、利用料金なども確認して検討する必要があるでしょう。自社に合う決裁者マッチングサービスを利用していくことで、より早く成果を出すことができます。

  • マッチング方法を知っておく
  • 利用者数やマッチング数が多い

本項目では、以上のポイントについて詳しく解説します。

マッチング方法を知っておく

決裁者マッチングサービスでは、どのようにマッチングを行っているのかがサービスごとに異なります。自動でマッチングする方法、決裁者の意志がありマッチングする方法、マッチングサービスの担当者からおすすめされる方法、AIによるマッチングなど、さまざまな方法があります。

自動マッチングは登録内容などを元にマッチングされています。決裁者の意志がある場合は、ダイレクトメッセージなどでのやり取りも含め、マッチングするかどうかをお互いが決めていきます。サービス側がマッチングする場合は、サービス運営の担当者がおすすめの企業、決裁者を紹介するという流れです。AIマッチングは最先端のAIが自動分析を行い、マッチングしていきます。

複数の方法でマッチングしているサービスもあるので、利用するサービスがどのタイプなのか必ず確認しましょう。

利用者数やマッチング数が多い

決裁者マッチングサービスを利用するにあたり、確認しておきたいのが登録している企業数やどれくらいマッチングしているかどうかです。利用者が少なければ、マッチングできる可能性も減ってしまいます。

利用者数やマッチング数が公開されていないサービスに関しては、一度問い合わせしてみるのも良いでしょう。利用者数やマッチング数が多い場合でも自社に合致する企業があるかどうかは分からないため、あらかじめ登録している企業の情報に関しても調査しておくことが重要です。

利用料金の確認をする

決裁者マッチングサービスを利用する際は、利用料金を確認してください。いくら良いサービスでも、利用料金に見合う成果が得られないのであれば無駄になってしまいます。サービスによってプラン内容がいくつか用意されていることもあるので、まずは料金プランを確認しましょう。予算に合わせてプランを選び、プランの中に含まれるサービス内容が自社に合うかどうかチェックしてください。

はじめて導入する場合は、まずはお試しプランや無料プランが用意されているサービスだと安心です。実際に試してから利用することができるため、自社に合うかどうかを確かめることができるでしょう。

決裁者マッチングサービスはカイタクへお任せください

今回ご紹介した通り、決裁者マッチングサービスにはさまざまなメリットがあります。しかし、必ず決裁者とつながるかというとそうでない場合もあるでしょう。また、決裁者とつながることができても、その後契約となるかどうかは分かりません。

スムーズな営業活動のために決裁者マッチングサービスを利用したいなら「カイタク」をご利用ください。「カイタク」は、企業のお問い合わせフォームやテレアポ、手紙などで貴社の商品を効率的に営業する、BtoB事業者様向けの営業代行サービスです。

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ご利用を検討される方は、下記のページからお気軽にご相談ください。

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まとめ

今回の記事では決裁者マッチングサービスについて解説しました。

決裁者マッチングサービスは、利用することですぐに決裁者と商談を行うことができ、契約までがスムーズになるなど、さまざまなメリットがあることが分かりました。

決裁者マッチングサービスを選ぶ際には、マッチング方法や利用者数なども必ずチェックして、自社に合ったサービスを選びましょう。

また、「カイタク」では多様な営業方法で貴社の営業のサポートをいたします。営業の外注や決裁者マッチングサービスを取り入れようとお考えの方は、ぜひ「カイタク」にご相談ください。


 

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