手紙営業は顧客の獲得に関して大きく貢献しますが、自社内で完結させようとすると作成や送付のコストがかかってきます。
手間や労力などをかけずに手紙営業を行いたい場合は、手紙営業代行サービスの利用がおすすめです。
営業代行サービスによっては手書きや手書き風の印刷に対応してもらえるので、よりインパクトを与えやすくあります。
本記事では、おすすめの手紙営業代行サービスや手紙営業を代行するメリット・デメリットなどを詳しく解説します。
手紙営業を行う目的
そもそも営業を行う目的には顧客との信頼関係を築き、維持することが挙げられます。
手紙を利用した営業では相手に親しみやすい印象を与えやすく、手書きのメッセージを用いればさらに暖かい印象を持たせられます。
また、手紙は時間をかけて精査された内容を伝えられるのでより丁寧かつ緻密に営業活動が可能であり、顧客と親密な関係を築きたい際には最適な手段です。
他営業との主な違い
手紙営業と他の営業が違う大きな点は、リアルタイムの営業ではないことが挙げられます。
直接営業や電話営業などのリアルタイムで行う営業の場合は、対話の中で理解を深めていく必要があります。
一方、手紙営業の場合は手紙の形式を用いているため、より緻密な情報を伝えやすく、相手側の状況を問わず営業ができることが大きな利点です。
営業方法にはさまざまな種類がありますが、手紙営業は具体的な情報を伝えることに特化しています。
おすすめの手紙営業代行会社10選
手紙営業代行会社は手紙の書き起こしや送付を専門的に支援し、顧客とのコミュニケーションの円滑化を促しています。
まあ、手紙営業代行会社によっては手書き風の形態に対応しているなど、特色や特徴が異なります。
ここでは、おすすめの手紙営業代行会社を10個紹介します。
KAITAK(カイタク)
引用:カイタク
カイタクはBtoB事業者向けの営業代行サービスです。
3つのプランを毎月自由に変更可能な「マルチチャネルプラン」が用意されており、そのうち「手書き風手紙+コールプラン」で手紙営業を代行しています。
その際に使われる便箋は高級和紙を使用しているので、高級な印象を相手に与えることが可能です。
また、複数あるプランの中で決裁者アポに強いことが特徴です。
手紙営業の代行の他に電話や問い合わせフォームでの営業にも対応しているので、手紙営業をしつつ柔軟に営業をしたい場合はKAITAKがおすすめです。
営業代行JP
引用:営業代行 JP
営業代行JPは展示会や電話・リモート、問い合わせフォーム送信など、幅広い営業を代行しているサービスです。
その中でも手紙営業代行ではネット上で簡単に低価格で依頼でき、手書きでの手紙営業を行えることが大きな特徴です。
メールなどの形式で文章を送るだけでスタッフが代理で手書きして手紙営業を行います。
また、ボールペンや万年筆、毛筆などの筆記用具を選べる他、発送日の指定も可能です。
費用は1通あたり500円〜1,000円程度が相場です。
KATASEL(カタセル)
引用:カタセル
KATASELはソリューション型/無形商材の商談獲得に強い営業代行会社です。
決裁者のリストを独自で構築しているため、さまざまな業種にアプローチできることが大きな特徴です。
また、文面作成代行サービスも行っているので、営業のプロが作成した文面を活用して手紙営業を行えます。
カスタマイズされた質の良い文面を作成したいと考える場合は、KATASELの利用がおすすめです。
Keyman Letter(キーマンレター)
Keyman Letterは主に決裁者アプローチを支援するサービスです。
およそ43万人の決裁者情報からなるデータベースを検索でき、ターゲットレコメンド機能を使用することで商談確度の高いキーマンへアプローチできます。
また、Keyman Letterではターゲット選びからレター送付、その後のフォローコールまでBDR業務のすべてをサポートしています。
無料デモを試すことができるので、気になる場合は一度利用してみるのも良いかもしれません。
代筆ドットコム
引用:代筆ドットコム
代筆ドットコムは、手紙の代筆に特に力を入れたサービスです。
「ロボット手書きプラン」では手書きロボットで代筆することで高品質かつ安価な代筆を提供しています。
880円/1通(100通〜)という安価で手書きを依頼できます。
また、「特急お急ぎ便」では代筆料金が2倍になりますが、24時間以内に発送されるサービスも展開しています。
急ぎで手紙営業を行いたい際には、代筆ドットコムの利用がおすすめです。
手書き屋
手書き屋は、文章を作成や手紙を代筆に長けた手紙代行サービスです。
400文字までを5,500円、追加10文字ごとに110円で代筆を依頼でき、追加料金を支払うことで「当日」「3日以内」「5日以内」に発送されます。
その他にも、「おまとめ割」として複数の依頼で割引が適用されます。
高品質な手書きの手紙で手紙営業をしたい場合は手書き屋がおすすめです。
Letter Force(レターフォース)
Letter Forceは人間による手書きの営業手紙が特徴の手紙代行サービスです。
自社のサービスや商品に適した営業先のリストをオーダーメイドで提供しており、スタンダードプランは250通から利用可能で550円/通にて承っています。
また、500通から利用可能なエンタープライズプランでは500円/通で利用できます。
安価に手書きの手紙を作成したい際におすすめなのがLetter Forceです。
Letable(レタブル)
引用:Letable
Letableは主に決裁者に送付する手紙(CXOレター)の作成・発送に注力しているサービスです。
リストの作成から手紙送付後のフォローアプローチまで代行されるのが特徴です。
また、カスタマイズプランでは事前に特定した企業がプレスリリースの配信や人事異動をした際にCXOレターが送信されます。
自社のCXOレターについて相談をしたい場合は、Letableを利用するのがおすすめです。
RENOAS(レノアス)
引用:株式会社レノアス
RENOASは1通350円から手書きDMが送れることが特徴の手紙営業代行会社です。
手紙を送付するリストは14万件以上の未上場企業も含むデータから作成でき、書道歴30年のプロの書道家が代筆するため、安価ながらも高品質な手紙営業を行うことが可能です。
また、切手が一枚ずつ手張りされており、開封率を高める工夫が施されています。
封筒のサイズや素材、色をカスタムしたオリジナルの封筒を作成できるので自社の特色を押し出したい場合におすすめです。
ロボットレター
引用:ロボットレター
ロボットレターはその名の通りロボットが手紙を代筆する手紙代行サービスです。
福井県の越前和紙を使用した便箋と封筒にロボットがペン字で代筆し、DMの発送までを一貫して利用できます。
また、ロボットの字体は若い女性風や美文字など複数から選べるので、手紙の印象を操作できます。
ロボットレターは累計送付が100万通を超えているので、実績重視で代行会社を選びたいときにおすすめです。
手紙営業代行会社を比較する際のポイント
手紙営業代行会社を比較する際は、主に4つのポイントが挙げられます。
- サービスの種類
- サポート
- 費用
- 実績
それぞれの観点から比較することで、自社に合った手紙営業代行会社を探せるようになるでしょう。
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説するので、比較する際の参考にしてみてください。
サービスの種類
手紙営業代行会社を比較する際は、サービスの種類に注目するのが重要です。
具体的には、「代筆サービスの有無」や「代筆はどのような形式で行われるか」、「代理発送サービスの有無」、「送付先選定サービスがあるか」などを確認することをおすすめします。
一般的には手厚いサービスを受けられる場合ほどより高い費用がかかりますが、求めているサービスの種類に合った代行会社を選ぶことで費用を最小限に抑えて手紙営業代行を依頼できます。
まずは自社が求めているサービスが何かをリストアップし、社内で明確化すると良いでしょう。
サポート体制
「手紙代行の全体であるか一部であるか」などのサポート体制も注目して比較するべきポイントです。
手紙営業代行会社によっては、文章の作成からフォローコールまで一貫してサポートしてくれるところがあります。
しかし、すでに社内で手紙営業をしたことがあってノウハウを蓄積できている場合は、サポートが少なくても安定して手紙営業を行える可能性があります。
一方、手紙営業そのものを初めて行う場合は、全体的に手厚くフォローしてくれる手紙営業代行会社を選ぶと良いでしょう。
自社が現在どのサービスを受けたいかを考慮してサポートを選ぶことが重要です。
かかる費用
手紙作成にかかる費用の比較も、手紙営業代行サービスの選定において大切な要素です。
基本的に手書き風の印刷でサポートが簡易であるほど安価で、本物の手書きでサポートが手厚くなると費用が高くなる傾向にあります。
多くの手紙営業代行会社では1通あたり500円~1,000円程度で作成できるため、平均費用を参考に代行会社を選ぶと良いでしょう。
また、自社の状況によっては「代筆のみ」「送付先の選定なし」などの簡易なサービスを選ぶことで費用を大幅に削減できます。
手紙営業代行会社には割引プランなどを用意している場合があるため、気になる場合は一度問い合せてみると良いかもしれません。
具体的な実績
手紙営業代行サービスを選定する際は、企業の具体的な実績の比較も重要です。
一つの実績基準として、「どれだけの案件を受注してきたか」などの反響率を確認することが挙げられます。
一般的に社内で行う手紙営業の反響率は2%程度が目標とされているので、平均的な反響率を上回る企業であれば優秀な手紙営業代行業者である可能性が高いです。
また、反響率の良い企業であれば手厚いサービスを受けられる可能性が高くなり、より効果的な手紙営業が期待できます。
実績はそれぞれの手紙営業代行会社の公式サイトに掲載されている場合が多いため、チェックした上で依頼する企業を選ぶと良いでしょう。
手紙営業を代行するメリット
手紙営業を代行するメリットは主に3つです。
- 手紙作成にかかる手間や時間を削減
- 丁寧な字で手紙を送れる
- 決裁者に届きやすく開封率が高い
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
手紙作成にかかる手間や時間を削減
手紙営業の代行を依頼すれば、手紙の作成にかかる手間や時間を効果的に削減できます。
たとえば、文面作成や補助をしている代行会社を利用すれば文面の作成にかかる手間を削減でき、送付まで行う代行会社に依頼することで文章作成から送付までの社内のコストを削減できます。
より多くの手間を削減したい場合は、文章作成や送付先リストの作成、筆記や送付など、幅広い代行サービスを展開している企業を選ぶと良いでしょう。
丁寧な字で手紙を送れる
手紙営業代行サービスには、手紙の代筆がサービスに含まれている場合がほとんどです。
手書き風の印刷か手書きかなどは企業によって異なりますが、プロの手によって行われるので丁寧な字で手紙を送れるというメリットがあります。
手紙営業の手紙が丁寧な字であれば送付先へ丁寧な印象を持たせることができ、反響率の向上が見込めるようになるでしょう。
決裁者に届きやすく開封率が高い
手紙営業代行を利用すれば、通常では手が回りにくい封筒の状態などにもこだわって手紙を送付することが可能です。
また、代行会社によっては宛名書きを手書きで代行してもらえる場合もあり、第一印象をより良くできるでしょう。
手紙営業はメールなどでの営業と違って直接的に営業できるので、印象の良い手紙は開封してもらえる可能性が高くなります。
手紙営業を代行するデメリット
一方、手紙営業の代行を利用するデメリットには主に3つ挙げられます。
- 手紙作成から相手に届くまでに時間がかかる
- 電子メールよりもコストが高い
- 相手の反応が把握しづらい
こうしたデメリットは電話やメールの営業ではない手紙営業だからこそ生じてしまうものです。
ここでは、それぞれのデメリットを具体的に解説します。
手紙作成から相手に届くまでに時間がかかる
手紙営業は、他の営業方法に比べて相手に届くまで時間がかかるというデメリットが挙げられます。
手紙という形式を用いるので作成や複製にかかる時間が長く、郵送されて相手先に届くまでに時間がかかってしまいます。
そのため、急ぎの営業の際は手紙営業を活用しないほうが良いかもしれません。
時間に余裕があり反響率の高い営業活動をしたい場合には、手紙営業を行うようにすると良いでしょう。
電子メールよりもコストが高い
手紙営業代行のデメリットとして、電子メールに比べてコストが高くなることが挙げられます。
電子メールでは1通あたりのコストが1円を下回る場合もありますが、手紙では84円や94円などの切手代がかかります。
また、営業代行サービスを利用するので1通あたりのコストがさらに高くなる傾向になります。
1通あたり500円〜1,000円が平均費用であるため、コストを抑えつつ営業をしたい場合は手紙営業はおすすめできません。
相手の反応が把握しづらい
手紙営業では、電話などの直接の営業に比べて相手の反応を把握するのが難しいというデメリットがあります。
また、電子メールと違い、リアルタイムのフィードバックが遅れることも少なくありません。
ただし、手紙営業はメールなどでの営業と比較して反響率が高いということは留意しておくべきでしょう。
手紙営業は正しく理解して行うことで高い営業効果を発揮することが可能です。
手紙営業の代行ならカイタクへお任せください
手紙営業はビジネスシーンにおいて大きな役割を果たし、新規顧客獲得に大きく貢献する営業方法の一つです。
しかし、自社で完結しようとすると作成や送付に時間と手間がかかってしまい、大変に感じる企業は少なくありません。
そういったコストを削減して効果的な手紙営業を実現したいなら、カイタクにお任せください。
カイタクはBtoB向けの並走型営業支援サービスであり、「専属チームが毎月戦略提案」「プロのライターが文面テスト作成」「自社用最新リストを個別収集」などを提供しています。
また、「手書き風手紙+コールプラン」を利用すれば、高級和紙を使った便箋で手書き風手紙を郵送できます。
手紙営業の代行に関して不安や疑問がある場合は、ぜひ一度カイタクにご相談ください。
まとめ
今回の記事では、手紙営業の代行会社や、手紙営業代行会社を比較する際のポイントなどをご紹介しました。代行会社の数はとても多く、手紙営業の回数や内容によって料金が変動する場合もあるので、自社のニーズに合った料金プランを選びましょう。サービスの種類やサポート体制の比較も大切です。
カイタクでは、手紙営業に加えフォーム営業やテレアポでの営業もサポートいたします。営業活用にお悩みの方はぜひご相談ください。
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また、新規営業のアポの獲得の成功率には、ライティング(訴求メッセージの作成)とターゲティング(送信先リストの作成)の組み合わせのほかに、営業チャネル(コミュニケーション媒体)も大きく影響します。カイタクでは、「フォーム送信」「フルコール(テレアポ)」「手書き風手紙」「FAX DM」などの媒体を組み合わせた「マルチチャネル営業」も得意としています。
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