新規営業がきついと苦しんでいる方、今のつらい状況から脱したい、具体的な解消法が知りたいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、きついと感じがちな新規営業の悩みや業界の理由、解決法をまとめています。
新規営業の姿勢を前向きにする方法や有効な手段も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
新規開拓営業がきつい・つらいと思う理由7選
新規開拓営業がきつい・つらいと言われる理由は以下の通りです。
- 新規開拓営業獲得の成功体験が少ない
- テレアポで門前払いされてしまうことが多い
- 飛び込み営業を拒否されがち
- ノルマが達成できない
- 業務量が成果につながりづらい
- 給料が不安定
- 時間外の対応が多い
自分がどのような理由で行き詰っているのか確認しましょう。
新規開拓営業獲得の成功体験が少ない
新規開拓営業はなかなか新規顧客を獲得することが難しく、成功体験より失敗経験の方が多い傾向にあります。成功体験が少ないという理由から、業務がきつい、つらいと感じがちです。
のちに記述しますが、テレアポの門前払いや話を聞いてもらうこともままならず、その状態が何度も続いてしまうときつい・つらいなあと感じてしまいます。成功体験が多くなるごとに達成感もありやる気につながりますが、成功体験が少ないと後ろ向きになってしまいます。
テレアポで門前払いされてしまうことが多い
テレアポとは新規開拓営業の一つで、あらかじめ用意された顧客リストを見ながら電話で営業を行う業務のことです。法人や個人に電話をかけて、自社のサービスや商品を紹介し、購入や契約を勧めます。
相手にとっては急な電話のため、なかには拒否感が強く、嫌な対応を取られてしまうことも多いです。冷たい対応や無言ですぐに切られてしまうなど、相手にしてもらえない状況が続くと精神的に追い込まれてしまい、仕事がつらいと感じる原因になります。
飛び込み営業を拒否されがち
飛び込み営業とは、事前にアポを取らずに会社や個人宅を訪問し、商品やサービスを勧める
営業方法です。相手にとっては急な訪問客に対応しなければならないため、嫌な顔をされたり、冷たい対応を取られたりします。
また、担当者がいない、約束をしたものの反故にされてしまうなどまともな対応をしてもらえないことも多いです。営業の機会さえ与えられないため、精神的にきつくなってしまいます。
ノルマが達成できない
営業にノルマを課している会社は多いです。毎月のノルマを設定しているところも多く、ノルマの達成は会社の業績に関わってくるため、達成できないと上司や同僚からの目が厳しく感じられ、会社での居心地が悪くなってしまいがちです。
特にプレッシャーに弱い方は、ノルマの達成に精神的負担を感じるでしょう。ノルマは義務ではないため、必ず達成しなければいけないというものではないですが、見えないプレッシャーで体調を崩してしまうケースもあります。
業務量が成果につながりづらい
営業は、努力すれば必ず結果につながるというものではありません。特に新規開拓営業では、これまでの関係性などもないため、利用者側とのコミュニケーションを取るところから始める必要があります。
また、商品やサービスが優れたものであっても、利用者側に需要がなければ成果につながりにくいです。そのため、どれだけ体や頭を使って準備や業務に時間を費やしても、成果が上がらないなどのことが多々あります。
給料が不安定
営業では成果がすべてです。どれだけ業務時間を費やしても、成果につながらなければ結果として残らないことが多く、営業は出来高制や歩合制で給与が決まる場合も多いため、結果が残せなければ給料も上がりません。
出来高や歩合の割合が高く、思うような給与を得られないため、生活がつらいなどの悩みがある方は、転職を考えた方がいい場合もあります。自分の会社の給与体制を今一度確認してみましょう。
時間外の対応が多い
営業は、相手の予定に合わせて対応することも多いため、自分の勤務時間外に稼働しなければいけないことも多いです。特に個人の場合には、相手の休みに合わせて対応しなければならず、勤務外の時間や休日を使う場合もあります。
そのため、体や頭を休める時間が減る、自分の趣味や気分転換に使う時間がなくなるといった状況になりかねません。ストレスを抱えやすくなり、精神的につらい状況に陥りやすくなります。
営業の新規開拓がきついと感じやすい業界
ここでは、新規開拓営業を行う業界のなかでも、特にきついと感じやすい業種をピックアップして紹介しています。きついと感じやすい理由は、それぞれの業界で異なる原因があるはずです。
また、業界ごとにどのような営業方法で、どのような点できついのかなどもまとめています。業界ごとにリストアップし、その詳細を解説していますのでご覧ください。
- 不動産投資の営業
- 生命保険の営業
- 金融業界の営業
- 商社の営業
不動産投資の営業
不動産投資とは、中古物件や投資用マンションなどの不動産を購入し、家賃収入を得ることを主な目的とする投資です。営業業務の内容は、ニーズの分析・市場調査・情報提供など多岐に渡り、専門性が求められます。
営業活動は主にテレアポで、1日数百件の電話営業を行うことも多いです。1件の成約額が大きいため、新規開拓営業での達成がなかなか難しい業務でもあります。年収は高いものの、ノルマが厳しくタフな精神力が必要な仕事です。
生命保険の営業
生命保険会社の営業には、アウトバウンドセールスとインバウンドセールスの2種類の営業方法があり、新規開拓営業は前者のアウトバウンドセールと言われる、電話や飛び込みの営業でアポを取る方法です。
正社員に関わらず営業活動にノルマがある場合が多く、毎月の売り上げによって給与が変動します。そのため不安定な給料と厳しいノルマに疲れてしまい、離職率も高くなりがちです。
金融業界の営業
金融業界とは、証券会社や銀行など新卒採用でも注目度の高い職場で、華やかなイメージがあります。しかし、実際は業務や人間関係で悩むことも多く、精神的な負担の大きい業界です。
法人相手の営業では、飛び込みでの新規開拓営業が多く、個人営業では休日や勤務時間外などさまざまな対応を求められます。
証券では自分の勧めた銘柄や投資先の暴落などでクレーム発生が起こることもあり、ストレスを感じやすい業務内容と言えるでしょう。
商社の営業
商社とは、ある商品を売りたい業者と販売を行う業者の仲介業務を行う会社のことです。扱う商品もさまざまなので、常に商品やサービスへの理解を深め、販売先や流通路を確保しておかなければいけません。
営業担当は業者とメーカーの板挟みになりやすく、ノルマや残業に追われることが多くなります。また、つながりや関係性強化のために飲み会などが多くなってくると、自分の時間を確保することが難しくなり精神的に追い込まれてしまう状況になりがちです。
新規開拓営業をきついから楽しいに脱出する方法
新規開拓営業をきついと感じずに、楽しいと思えるにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、思考を変えるために有効な方法をピックアップして紹介しますので、ぜひご覧ください。
- 成績が良い人の思考を真似る
- 断られることを前提に前向きに取り組む
- 営業に向き合う姿勢を変える
- 十分な商品知識を落とし込む
- 企業や業界について勉強する
- トークスキルを磨く
- 目標の数字を自分で決める
成績が良い人の思考を真似る
まず、新規開拓営業の成績が良い人を見つけ、その人と自分を比較してみましょう。営業方法だけではなく、クレーム対応の姿勢や普段の様子など、真似できそうなところは積極的に盗み自分のものにすることで、おのずと仕事への取り組み方が変わってくるはずです。
成果を上げる営業マンにはそれなりの理由があります。その理由を知るために、結果を出している人を観察し、真似してみることから始めてみましょう。
断られることを前提に前向きに取り組む
新規開拓営業では、断られることが当たり前だと考えてみましょう。断られたときに落ち込むのではなく、なぜ断られてしまったのかを研究し、次の機会に生かしていくことが大切です。
また、断られたという結果にこだわらずに、自分の与えられた仕事を前向きな姿勢でこなしていきましょう。経験を積むと今まで見えていなかった新しいことも分かってきます。契約が取れたらラッキーだと思い、なぜ成功したのかを冷静に判断することも必要です。
営業に向き合う姿勢を変える
商品を売りたい、ノルマを達成したいという自分側のニーズだけを満足させようとしても、結果はついてきません。法人営業の場合は、有益な商品やサービスを提供し、企業の成長をお手伝いする気持ちを持つなど、視点の転換が必要です。
また、個人営業では、紹介する商品やサービスによって利用者の生活をより豊かにし、成長を手伝う姿勢が望ましいでしょう。売っておしまいではなく「一緒に」「パートナーとして」成長する姿勢が必要です。
十分な商品知識を落とし込む
商品やサービスを売るには、十分な商品知識を落とし込んでおかなければいけません。自社商品への理解を深めることで、より相手に魅力を伝えやすくなります。
また、他社の類似商品なども勉強しておきましょう。自社商品と比較して優れたところを押し出せれば、商機が高まります。知識や理解が深まれば、自信を持って営業トークを展開、分かりやすく伝えることが可能になり、総合的に営業力もアップするでしょう。
企業や業界について勉強する
自分が置かれている企業や業界について勉強を深めておきましょう。
その際に有効なのが、「3C分析」です。
3C分析のCとは、
- Costomer(市場)
- Competitor(競合)
- Company(訪問先)
で、経営課題やマーケティング戦略を考える際に必要なフレームワークです。
3C分析を用いて企業や業界について学ぶことで、ビジネスの方向性や自社商品の強みをより理解できます。また、客観的視点から分析ができ、顧客ニーズの把握や他社との差別化も図る場合にも有効です。
トークスキルを磨く
営業は、商談相手に商品やサービスを口頭で説明しなければいけません。そのため、トークスキルを磨くことは、営業力もより高めることにつながります。
高いトークスキルには、以下のような3つのスキルが必要です。
- 早口よりも落ち着いて話す
- 解説の滑らかさだけではなく、相手の反応を見て的確に対応する
- 説明しすぎず、重要な部分は複数回伝える
また、早口で滑らかに話すよりも、落ち着いた調子で相手が聞きやすいようにゆっくりと話すようにしましょう。
目標の数字を自分で決める
ノルマは会社に与えられるものではあるものの、具体的な目標となる数字は自分で決めましょう。最終目標をノルマとする場合は、そこにたどり着くために最低限1日で行うことを割り出す必要があります。
より具体的な数字を自分で決めることで、目標を可視化しましょう。自分で戦略を立てて行動を決定することで、達成感を得られます。自分自身に課した目標を乗り越えていければ、たとえ大きな結果が伴わなくても、自信につながるでしょう。
新規開拓営業の「きつい!」を乗り越えた先に実感できること
新規開拓営業は、とても大変な業務の一つです。そのため、目の前の仕事に対処することがつらくて、きついと感じている方も多いでしょう。
ここからは、そのきつさを乗り越えた先に実感できる大切なことについてまとめています。
- 会社やクライアントに貢献できる
- 企画提案力が上がる
- 人間力が身につく
上記は社会生活を送る上で自分自身の価値を高めるためにもとても大切です。将来の自分を想像し、目の前のハードルを乗り越えましょう。
会社やクライアントに貢献できる
ノルマを与えられ、常に営業成績を上げる日々はつらいかもしれません。しかし、毎日少しずつ実績を積み上げることで確かなスキルや経験を得られます。そうした日々の努力が積もって、会社やクライアントへの貢献につながるのです。
既存取引の維持も重要ですが、新規取引を増やしていくことで会社の成長に貢献していることを実感できるでしょう。
同時に自分自身の成長も実感し、幸福度にもつながっていきます。
企画提案力が上がる
企画提案力とは、本質的な課題の発掘と、その課題に対する具体的な企画を提案するスキルのことです。本格的な課題とは、相手のニーズをとらえる力であり、そのニーズをもとにして、的確に需要のある商品やサービスを発掘ができるようになるでしょう。
具体的な企画を提案するためには、聞き手側に正確に伝えて理解してもらえるスキルが必要です。新規開拓営業を通して、企画提案力のような高い総合スキルを身につけることができるでしょう。
人間力が身につく
新規開拓営業は、まったく関係性がない状態のターゲットにアプローチをかける営業方法です。その困難とも言える状況を打開し、新しい顧客を獲得していくなかで、人間力が身についていきます。
大変なことを乗り越えてきた人には魅力があります。困難な場面を切り抜けるうちに人を惹きつける魅力を備え、どんな場面でも冷静に対処できる力を手にすることでしょう。
どうしてもきつい・つらいが先行するなら営業代行も一つの手段
新規開拓営業の大変さや困難さをお伝えしてきました。しかし、きつい・つらいが先行してしまう新規開拓営業が思うようにいかなかったり、人材不足にお悩みなら、営業代行サービスに依頼してしまうことも一つの手段です。
営業代行とは、一連の営業に関わる業務を代行してくれるサービスで、営業のプロがさまざまな営業場面でサポートを行います。
間違えやすいものに、販売代理や営業派遣といった業務を代行する会社もありますが、営業代行とはまったく別物です。販売代理は、販売代理店として代理で商品販売を行うものですし、営業派遣は営業マンが派遣され営業活動を行うものです。
新規開拓営業ならカイタクへお任せください
運営会社名 | 株式会社イメジン |
サービス内容 | アタックリストの作成・精査・カスタマイズ文面作成マルチチャネルプランサービス戦略会議提案サービス |
料金プラン | トライアル・ベーシック・ライト・スタンダードの4プランを提案 |
申込・相談窓口 | 050-3184-3852 |
URL | https://kaitak-sales.com/ |
新規開拓営業がうまくいかないと感じているなら、カイタクにお任せください。
カイタクでは、既存の営業方針・営業戦略をもとにするだけの一般の営業代行とは異なり、商品の魅力や課題を発掘し、営業戦略の提案を行います。
また、カイタクでは通常の営業代行会社では行わない、新規営業先のアタックリスト作成をサポート。BtoB専門家によって精査されたセールスレターを提供、送信し、送信後にはクリックレポートの送付を実施しています。
クリックレポートで売れる顧客を検知します
アタックリストに基づくセールスレターの送信後、反応のあった見込み客などの情報をクリックレポートで提供。送信結果をふまえ、仮設・検証・分析を行い、新規顧客となりうる見込み客を発掘します。
また、アタックリストの精査により、今まで営業をせずにいた新たな業種の顧客層獲得も実現可能です。受注につながるリードの獲得を「勝ちパターン」として自社ノウハウに積み上げることで、新たな顧客獲得のヒントを得られます。
自社独自の「スマートターゲティング」を採用しています
カイタクの行う「スマートターゲティング」は、見込み顧客となる企業の関心や興味、行動データを分析することで、アタックリストの最適化を図るAIサービスです。
リアルタイムで見込み顧客となる企業が興味を持つ分野をチェックし、活動を分析し、営業機会を逃しません。また、テレアポやDM、飛び込み営業といったアウトバウンドセールスでの反応を独自計測し、見込み客に有効な営業手法をプランニングします。
まとめ
新規開拓営業は、業務の大変さゆえに人材不足にお悩みの企業も多いことでしょう。
しかし、インバウンドセールスのみでは企業の成長は望めません。そのため、企業側が顧客を選べるアウトバウンドセールスは、企業にとって大きなチャンスでもあるのです。
しかし、アウトバウンドセールスのやり方を間違えていたり、相手の企業にとって適切でない手法を取っていたりすると、インバウンドセールスとは違って企業同士の関係性がないため、大変な失策となってしまう場合もあります。
そのため、相手を不快にさせないためにも、初期からのコミュニケーションを丁寧に行いましょう。相手企業がどのようなことに興味を持っているのかなど研究を行うことも必要です。見込み顧客になりそうな企業を見つけたら、適切なアプローチで営業を行いましょう。
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テレアポ・手紙・FAXも組み合わせたマルチチャネル営業
また、新規営業のアポの獲得の成功率には、ライティング(訴求メッセージの作成)とターゲティング(送信先リストの作成)の組み合わせのほかに、営業チャネル(コミュニケーション媒体)も大きく影響します。カイタクでは、「フォーム送信」「フルコール(テレアポ)」「手書き風手紙」「FAX DM」などの媒体を組み合わせた「マルチチャネル営業」も得意としています。
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