「問い合わせフォーム営業って実際効果ある?」
「そもそも問い合わせフォームで営業するって大丈夫?」
完全オンラインで多くの企業に営業をかけることができ、近年注目を集めている営業手法が問い合わせフォーム営業です。
メリットが多い一方で、初めてでは疑問点も多いことから上記のような疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。
本記事では、問い合わせフォーム営業の効果や向いている企業・向かない企業の特徴、問い合わせフォーム営業に多い注意点などを解説します。
そもそも問い合わせフォーム営業とは
問い合わせフォーム営業とは、企業が公式Webサイトに設けている「お問い合わせフォーム」を利用し、セールスレターや提案内容を送信することで企業担当者にアプローチを行う営業手法の一つです。
ほとんどの企業が公式Webサイトにお問い合わせフォームを設けているため、この手法を用いれば直接企業担当者にメッセージを届きやすくなります。
具体的な仕組み
お問い合わせフォームは本来、顧客から企業への意見や質問を受け付けるために用意されているため、お問い合わせフォームに送られてきた内容は企業がチェックする可能性が高いです。
そのアクションを利用してセールスレターを送信すれば、自社の商品やサービスに関心を持つ可能性がある企業のキーマンを直接ターゲットすることが可能です。
問い合わせフォーム営業を行うと相手企業の興味を引き、受注につながるケースも少なくありません。
そのため、問い合わせフォーム営業は新たな営業手段として徐々に認知され、さまざまな企業で活用が進んでいます。
メール営業との違い
問い合わせフォーム営業と似た営業手法として、「メール営業」が挙げられます。
メール営業とは、企業の担当者のメールアドレスに直接メールを送ることによる営業活動を指します。
メールアドレスは展示会などで行われる名刺交換を通じて得ることができ、そこから感謝のメールや商材の紹介などを行いながら営業につなげます。
メール営業と問い合わせフォーム営業の主な違いは、既に面識がある相手に対して営業を行うかどうかという点です。
メール営業は受け取り側が既知の相手からのメールであるため、不自然な印象を与えることが少ないですが、問い合わせフォーム営業は受け取り側と送信側が面識がない状態で行われます。
そのため、内容の配慮が不十分であると受け取り側からクレームが入ってしまう可能性があるので注意が必要です。
問い合わせフォーム営業で得られる効果
問い合わせフォーム営業を行うことによる効果・メリットは主に4点です。
- 連絡先が分からなくても営業できる
- 開封してもらえる可能性が高い
- 幅広い企業にアプローチできる
- 新たな見込み顧客の発見につながる
それぞれの効果を詳しく見ていきましょう。
連絡先が分からなくても営業できる
問い合わせフォーム営業は、連絡先を知らない担当者・決裁者に対してもアプローチすることが可能です。
メール営業などの場合では、相手のメールアドレスが不明であればコンタクトを取ることは難しいです。
しかし、問い合わせフォーム営業なら企業のWebサイトに設置されたお問い合わせフォームを通じて、直接アプローチを行えます。
特に、ベンチャー企業や中小企業の場合は決裁者自身が問い合わせ内容を直接閲覧することが多いため、決裁者へ直接アピールするのに効果的な手段となり得ます。
開封してもらえる可能性が高い
問い合わせフォーム営業は、メール営業などと比べて開封率が高い傾向にあります。
企業のお問い合わせフォームは、顧客とコミュニケーションを取るための重要な窓口であり、質問や要望、クレームなどが届く場所です。
そのような内容に対して真摯に対応しようという思いから、送信されたメッセージは企業担当者に確認されやすいです。
その結果、開封してもらえる可能性が高くなり、効率的に自社の認知度向上や商材の利点を伝えられるでしょう。
幅広い企業にアプローチできる
問い合わせフォーム営業は、比較的短時間で幅広い企業にアプローチできる点も大きなメリットです。
たとえば、訪問営業や電話営業の場合は1件ごとに時間や手間をかける必要があり、労力が大きくなってしまいます。
一方、問い合わせフォーム営業の場合は文章をフォーマット化でき、1件あたりにかかる時間は短く済みます。
その結果、1日でアプローチできる件数が多くなり、効率的な営業活動を実現することが可能です。
新たな見込み顧客の発見につながる
問い合わせフォーム営業では、新たな見込み客を獲得することにもつながる可能性があります。
問い合わせフォーム営業を行い、その内容に反応がある企業は自社の商材に対する具体的なニーズがあることが予測できます。
その結果、新たな見込み顧客を発見でき、売上アップや認知度アップにつなげられるでしょう。
反応がある企業の場合は高い確率でアポが取れやすく、購入まで進むことが多いので商談から成約までの流れがスムーズです。
問い合わせフォーム営業の効果を得やすい企業の特徴
問い合わせフォーム営業で効果を実感しやすい企業の特徴として、以下の3つが挙げられます。
- 商材の知名度を上げたい企業
- 他の営業方法を活用したい企業
- 決裁者に直接商材をアピールしたい企業
ここでは、特徴について具体的に解説します。
商材の知名度を上げたい企業
新しい商品やサービスを展開し、認知を広げたいと考えている企業の場合は問い合わせフォーム営業は有効な手段の一つです。
企業にはお問い合わせフォームを設けていることが多いため、面識のない企業に対しても自社の商品やサービスを幅広く周知させられます。
商材のアピールをしたい場合は問い合わせフォーム営業を活用し、効率的に知名度アップを図ると良いでしょう。
他の営業方法を活用したい企業
訪問営業やテレアポ以外の営業方法を活用したいと考える企業にも、問い合わせフォーム営業は向いています。
問い合わせフォーム営業は訪問営業やテレアポなどとは異なり、オンラインで行うことが可能です。
訪問営業やテレアポなどの場合は、相手がオフィスにいることを前提であり、直接赴いたり電話をかけたりして営業活動を行う必要があります。
しかし、相手がオフィスにいるからといって必ずしも話を聞いてもらえるわけではなく、近年問題視されているコロナ禍の影響によっても接点をつくる機会も減っています。
一方、問い合わせフォーム営業はオンラインで行えるため、フルリモートを採用している企業に対しても営業活動を行うことが可能です。
営業活動のコストや手間を減らし、より効率的に営業を行いたい場合は、問い合わせフォーム営業を新たな営業手法として検討してみてはいかがでしょうか。
決裁者に直接商材をアピールしたい企業
直接決裁者へ自社の商品やサービスをアピールしたいと考える企業にも、問い合わせフォーム営業の利用がおすすめです。
上述したように、お問い合わせフォームは企業の営業担当者が直接目を通す機会が多くありますが、場合によっては決裁者などの重要人物が対応することがあります。
決裁者が問い合わせフォームに寄せられた内容を直接確認すれば、商材の内容も直に見てもらうことができ、契約を結ぶ可能性が高くなるでしょう。
問い合わせフォーム営業に向かない企業の特徴
一方、問い合わせフォーム営業に向かない企業の特徴としては以下の2つが挙げられます。
- コンプライアンスを重視している企業
- 商材のターゲット層が限られている企業
上記に該当する企業だと、問い合わせフォーム営業を行ったとしても思ったような効果が得られない可能性があるので注意してください。
コンプライアンスを重視している企業
コンプライアンスを重視する企業の場合、問い合わせフォームを用いた営業は慎重に検討するべきです。
問い合わせフォームからの営業の場合、受け取り手によっては不快に感じられる可能性があり、それが会社の評価を大きく落とすことにつながりかねません。
最悪の場合、トラブルになってしまうこともあるので、信頼関係を重要視している企業は注意してください。
商材のターゲット層が限られている企業
問い合わせフォーム営業の最大の利点は、幅広い企業に対して営業活動を行えることにあります。
そのため、商材のターゲット層が限られている場合には、その利点を最大限に活用できない可能性があります。
ただし、ターゲット層が決まっていても特定の業界や業種が定まっており、その分野に特化して幅広くアプローチしたい場合は問い合わせフォーム営業が有効です。
問い合わせフォーム営業に多い注意点
問い合わせフォーム営業を行うときに問題になりやすいのが以下の4点です。
- HPによって問い合わせフォームの場所が異なる
- 送信するまでに手間と労力がかかる
- 企業によっては営業ができない
- 印象が悪く可能性がある
ここでは、それぞれの注意点を詳しく解説するので、問い合わせフォーム営業を行う際に役立ててください。
HPによって問い合わせフォームの場所が異なる
企業が設けている公式HPによって、レイアウトやお問い合わせフォームの設置場所などが異なります。
そのため、サイト構造によってはなかなか見つけられず、思っていたよりも時間がかかってしまったと感じることは少なくありません。
お問い合わせフォームはやることがシンプルで時間効率の良い営業手法ですが、予想よりも時間的コストがかかる可能性がある点には注意しましょう。
送信するまでに手間と労力がかかる
上記の公式HPのサイト構造が異なる点だけでなく、必須項目の入力なども各社によって異なります。
どの企業でもすべての項目が同じとは限らず、各企業によって入力を変えなければなりません。
そのため、手こずってしまったり入力する項目が多かったりすると、送信するまでに手間や労力がかかってしまいます。
企業によっては営業ができない
企業によっては、サイトポリシーとして「営業お断り」といった旨が記載されていることがあります。
このような企業に対してお問い合わせフォームを利用した営業は行えません。
万が一、誤って問い合わせフォーム営業を行ってしまうと、クレームにつながったりトラブルの原因となってしまったりするので注意してください。
問い合わせフォームからの営業を実施する際は、公式HPに載っているサイトポリシーを一度チェックし、問題ないことを確認してから行うようにしましょう。
印象が悪くなる可能性がある
お問い合わせフォームは本来、消費者からの質問や相談などを受け付ける場所であり、営業として利用するためのものではありません。
そのため、お問い合わせフォームを利用した営業は相手に対して悪い印象を与えてしまう可能性があります。
問い合わせフォーム営業は違法ではないものの、印象が悪くなってしまうと自社の信用がなくなってしまいます。
できるだけ印象を悪くしないためにも、セールスの文面は相手に十分に配慮をした上で作成するなどの工夫を施しましょう。
問い合わせフォーム営業は代行会社を利用するのも手
問い合わせフォームはメリットが多い一方で注意すべき点も複数存在し、初めての場合だとうまくいかないことも少なくありません。
慣れてなくて不安な場合や確実な営業を行いたい場合は、問い合わせフォーム営業を取り扱っている専門の代行会社を利用するのも一つの手です。
ここでは、代行会社を利用する主なメリットを3つ紹介します。
プロが業務を担う
代行会社には専門知識を持つプロが数多く在籍しています。
問い合わせフォーム営業の代行を依頼すれば、プロに営業業務を担ってもらうことが可能です。
また、自社にはないようなノウハウや経験を活用して営業活動を行うので、効率的に商材をアピールしてもらえるのもポイントです。
問い合わせフォームからの営業に限らず、営業活動は成果を出すことを求められることは少なくないため、そのような面においても代行を利用するメリットは大きいといえるでしょう。
人材コストの削減
問い合わせフォーム営業を行える人材がおらず、新たにスタッフを用意する場合は研修に関する費用や時間、人件費など、さまざまなコストが発生します。
問い合わせフォーム営業の代行を依頼すれば上記のコストを抑えることができ、時間や手間を削減できます。
それだけでなく、代行会社に営業業務を担ってもらえれば顧客対応や商談などにリソースを割けるようになり、自社の営業成果を向上させることが可能です。
営業効果の検証ができる
自社だけで問い合わせフォーム営業を行うと、対象となる営業先からの反応率を計測するなどの効果測定が難しく、スキームやテキストの最適化が困難です。
専門的な知識を持つ代行会社に依頼すると、文書のABテストなどを行って営業先の反応に対する正確な効果測定と改善ができます。
その結果、営業内容の改善や新たな提案方法の立案などにつなげられ、商材をより効果的にアピールできるようになるでしょう。
問い合わせフォーム営業の代行ならカイタクへお任せください
問い合わせフォーム営業の代行を検討しているなら、独自AIを活用してリード顧客の分析や提案を行い、営業代行支援を行っているカイタクにお任せください。
カイタクでは、お客様の問い合わせフォーム営業を専門チームが全面的にサポートしているので、初めて問い合わせフォーム営業を利用する方や、過去に問い合わせフォーム営業をしていたけどうまくいかなかった方でも安心して利用できます。
最後に、カイタクの代表する特徴を3つ紹介します。
訴求力に優れた営業文面の作成
カイタクは、顧客獲得に効果の高い「刺さる」訴求文面を作成しています。
また、フォームや決済者アポに強い手紙などの媒体手法を選択できるマルチチャネルも有しており、最適な営業手法の構築が可能です。
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リスト作成からフォローアップまで全面サポート
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そのため、生産性が高くなりづらい新規顧客開拓業務についても、カイタクではコストを抑えた上で上質なリードの獲得が可能です。
「良いサービス・製品なのに、なかなか知ってもらえない」などのクライアント様のお悩みの解決を導きます。
送信完了率100%で安心
ターゲットに対する送信完了率は100%であり、施策を机上の空論で終わらせずに確実に実行まで移します。
厳選しつつも広範な企業を揃えたアタックリストを作成し、効果的にアプローチしていくため、成果に直接つながるリードを複数獲得することが可能です。
ただ送信するだけでなく、ABテストを中心とした各段階における見直し・最適化も行なっています。
ご利用を検討される方は、下記のページからお気軽にご相談ください。
まとめ
問い合わせフォーム営業は幅広い企業にアプローチでき、比較的開封率が高いことから営業効果が期待できる手法です。
魅力的なメリットはある一方で、印象が悪くなってしまう可能性や企業によって営業ができないことには注意が必要です。カイタクでは、専門チームで問い合わせフォーム営業を全面サポートする体制が整っているので、問い合わせフォームによる営業を検討している場合はぜひ一度ご相談ください。
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