営業メールの件名のつけ方を徹底解説!開封率をあげるポイントとは?

営業メールの件名のつけ方を徹底解説!開封率をあげるポイントとは?

新規開拓、打ち合わせ、新製品発表のお知らせなど、さまざまな用途でメールで営業している方は多くいます。

なかには営業メールをどれだけ送っても返信が来なくて困っているという方もいることでしょう。

メールは開封されなければ意味がありません。そこで重要になるのが件名です。この記事では、営業メールの件名のつけ方について説明します。

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営業メールは読まれないことが多い

営業メールの開封率は15~25%程度であるとされています。

つまり、送った営業メールの約8割は開封すらされずにスルーされているということになります。さらに、営業メールが開封されたとしても、そのすべてが内容を確認してもらえるわけではありません。

クリック率と呼ばれる、営業メール内に記載してあるURLをクリックしてくれる人の平均割合は約14.3%であるといわれています。

営業メールの件名の4つのポイント

営業メールの開封率、クリック率を上昇させるために最も大切なのが件名と言われています。相手がわざわざメールを開封しなくても、件名によって情報を伝えることができるからです。

どんなメールであっても、件名だけは必ず相手の目に触れます。つまり、件名の印象で、そのメールを開けるかどうかを判断されてしまいます。

そのため、ここでは営業メールでの成果を上昇させるために、件名の4つのポイントについて解説します。具体的には下記の通りです。

  • 件名の文字数は16〜18字
  • 伝えたいことを1つにする
  • 相手のメリットを入れる
  • 配信時間に気をつける

件名の文字数は16〜18字

スマートフォンでメールが確認される場合を想定すると、営業メールの件名は16~18文字が適しているといえます。18文字を超えてしまうと、スマートフォンでは件名が最後まで表示されずに途切れてしまうので、注意が必要です。

どうしても文章が18字以内に収まらない場合は、単語を「|」で区切ると短く収まりやすいのでおすすめできます。

例えば、「ヤマダ様|内容」というようにすると、最後の何文字かは途切れてしまっても、前半だけで意図を伝えることが可能です。

伝えたいことを1つにする

営業メールの件名は、ぱっと見て内容が理解できるような、簡潔なものであることが望ましいです。そのため、本当に伝えたいことを1つに絞って件名を付けることが大切だといえます。

簡潔かつ、読む価値があると思わせるために「明日締め切り|〇〇事業成功事例|無料セミナー」のようにして、伝えたいことを冒頭にもってくること、シンプルな内容で伝えることを意識しましょう。

相手のメリットを入れる

相手にメリットがない内容のメールは読む価値がないと判断されて、開封されないことが多いため、件名でメリットを伝えることが大切です。

例えば、「メール情報配信vol10」のように書くよりも、「webマーケティングの成果を高める3つのコツ」のように書きましょう。どんな情報を与えられるかを明確にした方が価値をわかってもらえます。

また、興味のある内容は相手によって異なるので、相手の情報や業界のトピックスなどをチェックして件名に盛り込むことも効果的です。

件名に入れたほうがよい具体的なキーワードを後述で取り上げるため、そちらも参考にしてください。

配信時間に気をつける

効果的な配信時間は、相手によって異なります。BtoBであれば平日の業務時間帯、BtoCならば平日の夜や休日にメール配信を行ったほうが開封されやすいです。

上記のように、相手の時間に余裕があるかどうかが大切なので、相手の業界や休日などの情報を意識して、配信時間を決めましょう。

また、BtoCの営業メール配信を行う際に、自社が休日となる場合もあるかと思いますが、その場合は予約配信の機能を活用するのがおすすめです。

営業メールの件名に入れたい単語・キーワード

件名に入れると、開封率が上がる単語と、逆にあまり効果がない単語が存在します。

ここでは、営業メールの件名に入れたい具体的な単語とキーワードを状況別に紹介するので、参考にしてください。

  • 有益な情報を提供したいときは特別感のある単語
  • 具体性のある情報をアピールしたいときは具体的な数字
  • 自社や自社商品の独自性を伝えたいときは独自性を記載

有益な情報を提供したいときは特別感のある単語

有益な情報がありそうだ、と相手に感じてもらいたいときには、特別感のある単語を使用することがおすすめです。

例えば、「特別」「~限定」「~を解決したい方必見!」などはわくわく感をあおることができ、開封につながりやすいといえます。

他にも、「〇〇%OFF!」や、「もれなく〇〇プレゼント!」など、特別感を与えられる単語は多くあるので、使用してみてください。

具体性のある情報をアピールしたいときは具体的な数字

具体性のある情報をアピールしたいときには、具体的な数字を懸命に盛り込みましょう。

例えば、「先着〇名様に〇〇ポイント進呈!」「本日〇時〇分まで送料無料」のようにすると、より正確で具体的な情報を相手に伝えることができます。

自社や自社商品の独自性を伝えたいときは独自性を記載

自社や自社製品、サービスを伝えたいときは、その独自性を盛り込むようにしましょう。

例えば、「〇〇を成功させた弊社のノウハウを紹介」「会員の方にのみ△△を紹介」のように、ほかと差別化できる内容を検討することが大切です。

他では得ることのできない、ここでしか得られない情報があることが伝わるようにしましょう。

営業メールの件名例をシーン別に紹介

新規開拓、問い合わせ、告知と営業メールを送るシーンは幅広いです。

ここでは下記3種類の営業メールの例をシーン別に分けて紹介いたします。

  • 新規開拓の場合
  • 問い合わせの場合
  • セミナー・イベント開催の告知の場合

新規開拓の場合

新規開拓の営業メールを送る場合、相手は自社のことを知らないため、社名や氏名を盛り込む必要があります。

素性が分からない相手からのメールはわざわざ時間をかけて読む気にならないので、社名・氏名・要件を簡潔に相手に伝えなければなりません。

  • 「新規支店の出店を知りました|自社名+氏名」
  • 「〇〇ならば△△がおすすめ|自社名+氏名」

以上のような件名で、まずはこちらの情報と要件を簡潔に伝えてから、本文を読んでもらいましょう。

問い合わせの場合

問い合わせの場合は、まずは問い合わせへのお礼が分かる文章と問い合わせ内容への案内を件名に入れることが大切です。

  • 「資料請求のお礼|〇〇のご案内|自社名+氏名」
  • 「○○様のご要望へ回答いたします|自社名+氏名」

メールや電話で問い合わせをしてきているということは、相手はすでに自社に興味をもってくれている可能性が高いです。

したがって、見込み顧客を取り逃すことがないように、簡潔で丁寧な件名を作成し、スムーズに本文に誘導しましょう。

セミナー・イベント開催の告知の場合

セミナーやイベントの告知メールは比較的開封されやすいです。

しかし、最近はコロナウイルスの影響で、さまざまな業種でオンラインセミナーが開催されているので、ユーザーに見飽きられている傾向にあります。

したがって、下記のように内容をわかりやすく書き、相手の名前を冒頭に入れるようにしましょう。

  • 「〇〇様|ショールーム完成イベント(無料)のご案内|10月1日|自社名+氏名」
  • 「〇〇様|初回無料|インサイドセールスセミナー|9月15日〜|自社名+氏名」

このように、冒頭に相手の名前を入れることで、自分だけに届いている特別感を出し、なおかつ開催日や有料か無料かの案内、セミナー内容も簡潔に入れ込むことがおすすめです。

作成した営業メールはテンプレート化しておく

一度作成した営業メールは、テンプレート化して保存しておくことがおすすめです。

営業メールは基本的に何度も送るものなので、毎回初めから作っていると時間もかかりますし、なによりミスが増えます。

また、メールの本文や件名を考える時間をなくして、そのぶんを営業時間に回すことで、より大きな営業成果をねらうほうが効率的です。

そのためにも、前項で取り上げたように、シーン別で件名と本文内容をあらかじめテンプレートにしておきましょう。

まとめ

営業メールは作成が簡単で、電話や飛び込みよりも相手にかかる負担も少ないので、使い勝手のよい営業ツールです。だからこそ、競合他社も積極的に使用してきます。

そこで差別化を図り、より多くのお客様に読んでもらうために、わかりやすく魅力的な件名を作成することが大切です。

件名の出来しだいで読んでもらえるかが決まると思い、簡潔かつ分かりやすい、お客様を惹きつけられる件名を作成しましょう。


 

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